【50代女性 嫉妬…自分との闘い】
だいぶ昔、占いの人に
「子供に嫉妬する」と言われた事があった。
そんなバカなぁ…
命懸けで産んで育てているのに…
自分の分身なのに…
と、サッパリわからなかった。
こんなに大きくなって、いよいよ大学受験を目指す時期に入った娘は、予備校通いと、私より一回り以上年上の夫 ( 父親 ) と進路に向けて何やら真剣に語り合う…
何不自由なく育てぬいた娘。
毒親にならぬように、ある時から
見て見ぬふり。余計な事は言わず。
ただ信じる!を信じて。
なるほど…、これの事か。
嫉妬とは、やきもちや、妬みを連想するけど、この場合ちょっと複雑。
自分の時と比べての !? …
自我というものは子供に対してまで出てくるものなのかな…
学校、教育、父親、家、、
私が欲しかったものを、子供には普通に与えたくて、壊さないように必死に守りぬいた自分への慈悲心…?!
いや、大人子供の自分が、子供を育てるという一大事を、駄々をこねようが拗ねようが、やるしかなくてやってこれた自負があるのか…。
自分と向き合えてるそれだけでもまだよし。
100才まで生きたって、生まれ持った性質はとても変わらない、誰でも。
『自分を知っている・相手を知っている』だけでも、少しは優しくなれるかな。
お金持ちの贅沢な娘でない事は、もうわかっている。
親を見て知り得たことを、生きるうえで大事だと勉強してくれたようでもある。
これからも、『子離れ』という当たり前のようで、なかなか難しい道を通るため、淋しい気持ちがフツフツと湧き起こる私。これももう知っている。
怖いのは、子離れ・親離れできない自分を知らないで、相手の重い荷物になっていること。
今の時代に生まれて、
ちゃんと先を見つめて歩き出した、生真面目な娘のことも知っている。
唐突でしたが ^^;
知っているなら大丈夫!!
昔言われた嫉妬とは、自分 (過去の) との闘いだった。
という、頭に渦巻いていたことをやっと整理できたお話でした・・・