子育ての苦悩お母さんになったあなたへ
●今がどん底で這い上がれない
●このままではどうにかなってしまう
そんな思いで苦しんでいませんか
時間は今でも流れています。
先に進んでいます。
人に話を聞いてもらうことや、
人の体験談を聞く事で、
心が救われることがあります。
今までにお聞きした話しを書いてみます。
赤ちゃんが授かり、お腹をさすって話しかけ、ベビー用品を揃えたり、夢や希望いっぱいで幸せを感じていた日々
十何時間と陣痛で苦しみ、今までに味わった事のないような恐ろしさの中、私の赤ちゃんともう少しで会える!という気持ちだけにすがり、やっと誕生した我が子。そうです。お母さんになったのです。
言葉にできない何とも言い様のない気持ちで、生まれたての赤ちゃんを見つめる。
体の全魂と体力を消耗しても、この我が子のために、さっそく母乳を絞る練習。
高熱が出てフラフラする。普通ならぐったりと寝込んでるはずだけど、お腹と腰をかばいながらヨロヨロと歩き、先ずはご飯をたくさん食べなくちゃ。そして何度も赤ちゃんを見に行く。
もう子育ては始まっているのです。
病院にいる間は、看護師さんがついているから心強かったものの、家に帰ってからが、本当の始まりでした。
おっぱいを、うまくあげられない。
何で泣いているのかわからない。
一晩中泣いている。
助産師さんを呼び、おっぱいのあげ方を習う。赤ちゃんの頭を抱えて、おっぱいの乳首にガシっと加えつかせる。さすが、手慣れたもので、見事に成功。
ところが、自分も横になって寝ながらおっぱいをあげる方法を、何故か思いつかなかったのですね。
おっぱいを飲みながら眠ったなぁ…と静かに横に寝かすとギャ~と泣き起きる。この繰り返しを朝の5時まで続けた時は、私の顔は般若のような醜い顔になっていたでしょう。
何週間、何ヶ月、記憶はないけど、真夜中に泣いている赤ん坊を布団の上に放り投げ、頭の上から毛布を投げかけた。疲れきっていた。思考もなかった。これで息をしていなくても、毛布が勝手にかかったんだ。とだけ考えていた。
泣き声がいつまでも聞こえるので、毛布を取ってやった。
知り合いの一人は・・・
マンションの10階に住んでいた。けど隣のマンションの1階に引越してきた。
何故かと聞いたら、あのまま10階にいたら、ベランダから投げ落としていた。だから1階に越してきたと言っていた。
知り合いの一人は・・・
20代で子供二人を授かり、育児書を読みあさって頑張っていた。同級生の友達は、綺麗な格好で若さを謳歌しているのを横目に、自分は髪の毛を振り乱し、洋服も買えずいつも同じ姿。旦那は、何も手伝ってくれずゲームをしている。
ベランダに出て、新聞紙を引き、お皿を何枚もぶん投げては割った。
座布団を4〜5枚重ねた上に、赤ちゃんを投げ落とした。
私達は、もう一歩で我が子を殺してしまい、テレビのニュースに出る母親と同じ立場になっていた。
そうやっって、母親は子供を育てている。
父親が出来ることといえば、そんな母親の話を聞いてあげる。それだけにつきる。