【40代女性】屈折した性格の人との葛藤

彼は高校時代から野球一筋の野球人です。甲子園にも行けず、プロからのスカウトも受けずに、野球推薦で一般企業に就職して、その会社の社会人野球チームに入った。
私は友人と社会人野球の試合を見に行くようになって、彼と知り合い、付き合うようになり、結婚の話まであっという間に進んでいった。33才だった。彼は年下30才。
かっこいい彼の中身は、自己中心的でとっても冷めていた。練習や試合、遠征で忙しい彼は結婚式の話もろくに聞いてくれずに、寂しかった私は、「結婚式挙げなくてもいいよ」と言ってみたら「いいの?わかった」と返事がきて、そのあたりから、自分の復讐心が始まったと思う。
結局、籍は入れたものの、彼は家に帰ってきたら疲れてすぐに寝る。私は食事の支度もしなくなり、一人でゲームばかりしていた。洗濯もしてあげなかった。
子供も出来ず、楽しい家庭生活もなく、何のために結婚したのかわからない。
彼の、一番許せないところは、何かにつけて「姉ちゃんは、姉ちゃんは・・」と自分の姉の話ばかりする。 彼のお姉さんは、独身で、彼の大ファン。試合には大きなカメラを持ち込んで、一番前の席で待ち構えている。
もう、離婚を決めているけど、ズルズルと10年も争っている。
