人に言えない悩みを消し去る、とっておきのテクニック

頭の隅っこにいつも居座って離れない悩み。仕事をしていても、遊びに興じているときでも、ふと頭をよぎる悩み。さらに、もう少しひどくなると、頭の中の大半がその悩みで占領され、夜も寝られない。ふと夜中に起きてしまい、気づけば、朝まで寝られなかったなんて体験、誰しも少なからずあるはずです。

軽い悩みもあれば、重い悩みもあります。それが些細なものであっても、出来ればすっきりしたいですようね。

この記事は、こんな誰しも抱える悩みを解消し、新たな朝を迎えられるようになるための方法を解説します。また、この記事の最後に、誰にも実践できる、人に言えない悩みからの脱出法を解説しますので、最後まで読んでくださいね.

目次

悩んでいることはこんなこと

人の悩みは外からは分りません。人からどんなに慰められても、それは自分ごとであり、人には理解してもらえないと思うものです。

もちろん、子供の頃、買ってもらった消しゴムを無くしてしまったなんてかわいい悩みから、頭の中が借金の返済のことで一杯なんてこともあります。

その人の置かれた環境や交友関係など、人の数だけ悩みの数もあるわけです。

これらの悩みを大きく分けてみると、次のようなことに集約されるようです。

  • 両親との関係
  • 夫婦関係など家庭不和
  • 男と女のすれ違い
  • 自分の考え方のくせ
  • 子供への接し方
  • お金にまつわる話
  • 親の介護にまつわる苦労

それでは、これらの悩みを少し具体的に見ていきましょう。これらは、多くの人が同じように悩み、どうすればいいのか結論が簡単に出せていないことが多いものばかりです。

こんな心の声、聞こえませんか

「母親の介護をしているけれど、何故か嫌味や罵声を浴びせられる。自分の親だから、我慢しているが、正直しんどい、何時までもこんな生活続けられないよ。」

「夫の自己中心的な言動にはもう耐えられない、自分の兄弟とは楽しそうにしているのに、私にはあれしろ、これをしろ、何様と思っているんだ」

「子供に仕事を継がせたいが、全く興味を示さず、ろくに稼ぎもないのに、自分の好きなことをやっているだけ、なんでこいつが子供なんだ」

など、普段面と向かって口から出すことはないけれど、おなかにどんどんたまっている何か。生きている以上、これらの悩んでいることは消えることはありませんね。

両親との関係での悩み

自分ではどうしようもない家庭環境の中で、理不尽な要求や無視により、傷つけられ、自分なんていなくてもいいんだと思い悩むこともありますよね。

それは、

  • 両親が働くのに忙しく、自分を構ってくれない。
  • 両親が離婚し、母親に育てられたが、いつもいい子でいなければいけないというつらさ
  • 両親の夫婦げんかばかり見ている、自分も家を出ていきたい
  • 何故か自分は怒られてばかりで褒めてもらったことがない
  • 弟のことは大切で自分は無視される

など、若い頃に狭い世界の中で出口の見えない悩みに押しつぶされそうになる。そのようなことは、多かれ少なかれ誰しも経験することです。

夫婦関係など家庭不和

外から見ると、一見平和な家庭のように見えても、夫婦は結局他人同士です。何かがきっかけで、夫婦の仲に亀裂が生じ、修復不可能ではないかと思われることもあるでしょう。

例えば

  • 夫婦間のすれ違い
  • 共感してもらえない
  • 義両親との関係での意見の対立
  • 子育てへの不協力
  • 家庭をないがしろにした独りよがりの行動
  • 家庭の中で居場所がない
  • 好きな人の存在 
  • 離婚・別居の選択肢

どれも相手があることで、簡単に結論が出せない、またその先が恐ろしくて見ないようにするしかない。そんな行ったり来たりの状態で前進できないこともあります。

男と女のすれ違い

男と女の考え方感性の違いにより、どこまで行ってもまじりあえない関係を、無理して維持するしんどさに我慢できなくなることもあるでしょう。

  • 夫・妻(彼・彼女)との具体的でないけど感じるモヤモヤ
  • 相手のことが理解できない
  • 相手のことが信用できない
  • 相手がマザコンやファザコン

相互に理解し合う場が持てないことにより、さらに深みにはまる感じは、簡単には解決できそうにもありませんね。

自分の考え方のくせ

いつも自分は不幸だ、どうせ自分なんか誰も評価してくれない。でも本当の自分はそんなのじゃない。もっといい家に生まれたかった。どうしようもないと感じるそんな気持ち、誰だってあります。

  • 親の稼ぎが少ない
  • 何時もついていない
  • 劣等感にさいなまれる
  • いつもコンプレックスを感じる
  • 何ごとにも無気力で積極的に動けない

そのような考え方が生まれる理由があるのかもしれません。そうであるなら、その理由を真剣に考えてみることも必要です。

子供への接し方

小さいときは可愛かったが、中学に入り、親との関係が変化することがあります。それは、子供が自立する過程での当然の変化なのですが、親がそれを受け入れられないということもあります。

  • 何を考えているかわからない 
  • 親の顔色をうかがっているのがわかる
  • 学校での様子がわからない 
  • 将来に対する不安を話さない
  • スマホに接する時間が長すぎる 
  • 友達ができない 
  • 交友関係がわからない

 

 どれをとっても、親と子供の見ている世界が変化しているにもかかわらず、それを親が受け入れられない様子が見てとれます。

 何時か、子供は自立する、でもそれまでは親と子の関係を続けたい。そんな親の気持ちを、子はそもそも理解できないのかもしれませんね。

お金にまつわる話

日々の生活を安心して過すためには、丈夫な体と安定的な収入が必要です。そのいずれかが崩れると、一気に不安になるものです。もちろん、何れかが崩れたとしても、それに備えをすれば、少しはその不安は解消します。

生きてさえいれば、お金にまつわる不安はいずれ解消できます。しかし、今不安に思っている人にとっては、その回答が欲しいのです。

  • お金が無くなる不安
  • 生きていけない不安
  • 借金に押し倒されそうな不安

お金はより良き生活をするために、必要なものである反面、お金に苦しめられることもあるのです。

親の介護にまつわる苦労

親の介護をしたいけど、時間の制約や精神的な疲れもある。そして、延々と先の見えない介護と付き合うことで失う自分の将来。そんな、行き場のない悩み、誰しもあります。

  • 親への無償の介護
  • 施設に入れる迷い
  • 兄弟との確執家庭内での不穏な空気
  • 仕事に対する大きな妨げとお金の問題
  • 罵声を冷静に受け止められない自分がいる
  • 無限に続く時間の制約

正直、介護から解放されたらどんなに幸せなんだろうかと考えることもありますよね。

このような悩みを消し去りたくはありませんか

このような悩みを抱えている人は沢山います。でも、何年か経つと、そんなことがあったかというように、すっかり忘れてしまっていることがありますよね。

子供のころに、近所の悪ガキにいじめられたこと、告白しようとして返り討ちに合い、立ち直れなかったこと。

そんな、過去の出来事とその当時のつらい気持ち、今では笑い話で人に話せるようになっていませんか?

そうです、今抱えている悩みが、人に言えないようなものであっても、時が全てを解決してくれる、人とはそんなものなのです。

やっぱり今解決したい

でもやっぱり、今悩んでいるのを解決したい。何年先か分からない時間を待ってはいられないし、何も行動に出ないというのは情けない。そう、皆さんのおっしゃる通りです。

そこで、この悩みを解決する順序をお教えしましょう。

今悩んでいることって何ですか?

そもそも、悩みは、全て自分の頭の中で作り出したものです。人からひどい仕打ちを受けようが、将来に不安を抱こうが、いま悩んでいることは、全て自分が考え出したことです。

そして、悩みが生じると同時に、答えも出ているのです。これは、電気でも、イオンでも、プラスとマイナスがあります。そして、そのプラスとマイナスは一瞬にして同時に発生するのと同じことなのです。

自分の中で、小さかった悩みが大きくなっていることもあるでしょう、しかし 、自分しかその悩みは分かりませんし、他人は実感できません。

だからこそ、一度何で悩んできるのかを整理してみることです。

誰に対して、何を、なぜ悩んでいるのか

それは自分自身に対する悩みかもしれませんが、何かのきっかけで、苦しむことは誰だってあることです。

それは言葉で表現できますか?

そして、自分にしか分からない、人に話せない、そんな悩みを一度整理したうえで、言葉に出し、それを書き留めてみることです。

メモ用紙でもノートでもいいので、今の自分の気持ちをなぐり書きする

(一言でもいい。例えば:バカヤロー、もう嫌だ、寂しい、誰かの名前…など)少し気が落ち着いたら、その言葉は何で出たのかを書き出して整理してみる

じつは、人が日記を書いたり、アンケートに答えたり、自分が思っていることを文字で表現するということは、とても重要なことです。

文字にしてみると、自分が思い悩んでいることも、より具体的になり、解決の切っ掛けを提供してくれるからです。

自分の悩みが何なのか、それは経済的な問題なのか、人との別れるのがつらいからなのか、それとも将来の自分を描けない、などです。

そして、現実にそれらが自分の思い悩んでいることであれば、それらは、必ず言葉で表現できます。

人に言えないって本当ですか?

酒の席や浸しい友人との会話の場であっても、ちょっとこれは言えないなという悩みは、誰にでもあります。

しかし、どんな場面であっても、そこに自分の話をしたい誰かがいてくれればいいですね。例えば同僚や友人が、自分の悩みの一端を聞いてくれると、答えはなくても、何か次のステップに踏み出せそうな気になるものです。

事実、酒の席で今の仕事の悩みを打ち明けた結果、新たな仕事にチャレンジする決断ができたなんて、よく聞く話です。

誰かと話をしたい

身内や知人ではない誰か(カウンセラーなど)に話を聞いてもらうことが大切です。

吐き出した事によって、自分を外から見つめることもできるのと、自分の感情というものが整理さるからです。

当事者にいきなり話を切り出せない

家庭内の悩み、介護の葛藤、母親への思いなど、自分の悩みの原因である当事者に、話を聞いてもらうってことは、不可能でしょう?

最悪、話がもっと複雑になり、取り返しのつかない事態に発展することだってあります。

だからこそ、話す相手を選ばなければなりません。上司、親戚のおじさん、同級生など、たくさん可能性はありますが、話すことによって、その人との人間関係が気まずくなるようでは逆効果にもなりえます。

誰にも理解できる言葉にすれば、話しやすい

もちろん、単なる愚痴でもいいでしょう。しかし、その愚痴を書き留めてみると、自分が誰の、何に対して不満を持っているのかが見えてきます。

そしてもっと深刻な悩みであっても、それは同じことで、まずは書いてみる。そうすれば書いていることを聞いてもらう人に話してみればいいのです。

大部分の人は、その話を理解してくれるはずです。

聞いてくださいと言える人

悩みを聞いてもらうことで、悩みが少しは解消するというのは、多くの人が体験していることです。

そして重要なのは、皆さんが誰に話を聴いてもらうかを自分で決めなければならないということです。

悩みを解消する3つのプロセス体験はこちら